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オンライン英会話でスピーキング力アップ

最近、初めての講師数人に

海外に行っていた?

と言われた。



そして記事読みでは

ニュースキャスターみたい

とも何回か言われた。たぶんこれは毎月利用しているCNN English Expressのおかげだと思う。

噛んだりするので流暢さではなく、アクセントや発音についてだと思う。



最初はお世辞かな?と思っていた。

しかし、オンライン英会話を始めた頃はまったく言われたことがないので、褒め言葉に相応するスピーキング力がついたんだろう。


2015年4月にオンライン英会話を始めて約2年半ずっと続けてきた。

本当に”継続は力なり”だ。


東大から刑務所へ 2017年38冊目

ホリエモンの「東大から刑務所へ」を読んだ。


東大から刑務所へ (幻冬舎新書)

東大から刑務所へ (幻冬舎新書)

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 (幻冬舎文庫)

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 (幻冬舎文庫)

★★☆☆☆

受験勉強や刑務所の中の話が中心なので別に読まなくても良かったかなという程度。


堀江貴文の相手、元王子製紙会長の井川意高は何かを成し遂げたのか?堀江貴文と対談するに値する人物なのか?
アテント買収、子会社の黒字化なんてトップにいたら1つや2つあり得ることじゃない?

子会社から数十億円引っ張るときには諌める人がいただろう。そんな声を圧殺し立場を利用して自分の享楽のために使う。独裁だったんだろう。

従業員から相当怒りを買ってそうだから、クーデターが起こるして起こったんだろうと推測できる。

この本からは、ただのボンボンで世間知らずで捕まった人というイメージしか持たず、まったく人物像に興味がわかなかった。
なんとなく、太宰治とか「苦役列車」の主人公と重なり、そのダメさ加減が人間っぽいなと思いつつなんてダメな奴なんだろうと蔑んだ。

人は環境につくられるという。
大金持ちの家に生まれた不幸なのか。自分を俯瞰せず積極的にその運命に溺れただけなのか。



一方よく知っている堀江貴文は変わらずのアクティブでポジティブ。もっと話を聞き、その頭の中を垣間見たい。




文中で使われるアカ落ちの意味。
隠語・用語集 | 刑務所.net

アカ落ち 刑務所の受刑者になること。

-

p.208

堀江:僕は小さいころから「死の恐怖」に苦しんできたんですよ。でも、シャバにいるときはとてつもなく忙しく動いているから「死の恐怖」は忘れている。長野刑務所の独房で寝ているのときには時間がありすぎて「人は必ず死ぬんだよな」という恐怖に襲われました。

不安・恐怖から一時的に開放されるには忙しくすること。

忙しいってデメリットばかりじゃなくてメリットもある。


p.234

井川意高氏が106億8000万円を熔かしたバカラになぞらえて言えば、人生のバクチなんて丁と出るときもあれば、半と出るときだってある。
成功するまで走り続ければいい。それだけの話しだ。

なんてポジティブ。


p.235

東大から刑務所へ堕ちた僕の人生は、不運であったと思う。だが、僕の人生が不幸だと決まったわけではない。たとえひとたびつまずいて転んだとしても、人間は必ず再び立ち上がれる。これからの人生を通じて、僕はそのことを身をもって証明していく。

たしかに出所後、情熱的にロケット事業に力を注いでいるようだ。

なんだか応援したくなる。

がんばってほしい。

【ホリエモン×カジノで106億円熔かした井川意高の壮絶な人生哲学のぶつかり合い】

すべてを失わなければ、辿り着けない強さがある!

大学在学中に起業したライブドアを時価総額8000億円企業にまで成長させながらも、
世間から「拝金主義者」のレッテルを貼られ逮捕された堀江貴文。

大王製紙創業家の長男として生まれ、幼少時代は1200坪の屋敷で過ごし、
42歳で3代目社長に就任しながらも、カジノで106億8000万円を使い込み逮捕された井川意高。

二人の元東大生が刑務所に入って初めて学んだ〝人生の表と裏〟〝世の中の清と濁〟。
東大では教えてくれない「人生を強く自由に生きる極意」を縦横無尽に語り尽くす。

○エリートが辿り着いた〝ムショの教え〟○
・人間の嫉妬ほど怖いものはない
・「成り上がり」は真っ先につぶされる
・裁判官の年収以上の金を動かした人間は全員悪人
・ドンペリより運動後の麦茶のほうが美味い
・くだらない愚痴を言い合えない環境ほど辛いものはない
・刑務所では前を向いてはいけない。後ろを数えろ
・すべてを失って初めて、自分らしい生き方が見つかる
・夜の独房で「死の恐怖」と戦って分かること
・どんな大恥をかいたって、すぐにみんな忘れてくれる
・結局、仕事に勝る自由はない
・シャバでついたアカは刑務所に入ってキレイに落とせ

おい、マジか。 池上彰の「ニュースを疑え!」 2017年37冊目

池上彰の「おい、マジか。池上彰の『ニュースを疑え!』」を読んだ。


★★★★★


トランプの過激に聞こえる発言には実は裏があるそうだ。

「日本は核武装すべきだ」というトランプの言葉が独り歩きしているが、p.107によると、前提として「アメリカの国力が衰退の道を進めば」とあることを知った。

つまり、トランプが大統領ならばアメリカの国力が衰退することはないので、日本は核兵器を持つ必要がないという真意なんだそうだ。

これはトランプも悪いかもしれないが、ちゃんと前提を考慮しないで伝えないメディアも責任があるんじゃないか?


同様にイスラム教徒入国禁止、パリ協定脱退も前提や裏があり、それを知るとトランプはそこまで過激じゃないのかも…?と初めて感じた。




この本を読んでがっかりしたのは、小池百合子だ。

小池百合子はなんで難解な横文字を使うのか?

インシャラー(神の御心のままに)、アウフヘーベン(止揚)なんて知らない。いったい何人の人が理解できるんだろう。

ラポールなんて英検1級の勉強してなかったら知らなかった単語だ。

自分の主張が反発を呼ぶので、わざと分かりにくくしている古いタイプのザ・政治家というイメージを持った。


p.60

教育勅語と天皇の写真(御真影)は、学校に設けられた奉安殿に納められていました。奉安殿が火事で焼けたりしたら大変です。過去には明治時代に長野県で、昭和時代(戦前)には沖縄県で、それぞれ奉安殿の火事で御真影が焼けてしまった責任をとって、校長が割腹自殺しています。実に神格化されたものだったのです。

そんなに最近まで本当に神だと思っていたのか…。

ずっとむかしの話だと思っていた。


p.67

見事な肩透かしです。そう理不尽は公人なのか私人なのか、立場が曖昧だから明らかにすべきだという質問に対し、一般論としての意味の説明に終始しています。

内閣総理大臣夫人は公人か私人かという質問に対して真正面から答えていると思うんだけどれども、池上彰はどこがひっかかるのか?

7番に答えていないということ?


p.74

やっぱりゆかりのアラブから、緑にしたのかな

この答えを完全にはぐらかされているのに、池上彰は気にならないのか…?


p.75

小池:お気に召さない方はたくさんいらっしゃると思いますね。私の前任のおふたりはどこからか背後から鉄砲で撃たれて任期途中でおやめになりました。

猪瀬にしろ舛添にしろ自分で墓穴掘ったと理解しているが、「背後から鉄砲で撃たれる」というのは誰かの策略にはまったということだろうか?

期待して小池に投票したが、リーダーシップがないのか豊洲移転が決まらなすぎでちょっと後悔している。


p.80

半藤:ことに1920年代末の世界平和・国際協調を重視する時期から、それを全否定する時期への転換点と現代の相似は、驚くほどです。第二次世界大戦へと向かった1930年代とくらべて、いまは国際的にな繋がりも強くなり人的な移動も増えたので、そう同じことにはならないとは信じつつも、もしかするとという恐れがある。トランプ大統領の登場は、考えている以上に、世界の転換点になることの現れなのかな、と思います。

戦争→平和の大切さを知る→平和→平和の大切さを忘れる→戦争のループを繰り返すのだろうか。


p.264

アメリカ国民は税金に敏感です。
脱税には厳しい態度を取ります。

結局、節税で税金逃れしていたトランプを大統領に選んだのだから、「アメリカ国民は税金に敏感」という理解は大げさだということになる。


「おい、マジか」。そもそもニュースを疑ってかからなければならない、厄介な時代になった。まずは嘘を嘘と見破れるだけの幅広い情報と常識を持った上で、驚くようなニュースが飛び込んできたら「待てよ」と疑ってかかつことも必要。情報源がどこなのか、他の情報機関が追いかけているのか、まずは「ニュース」といわれるものを疑うことから始めよう!事実はフェイクニュースより奇なり、トランプの嘘ニュースから安倍政権ベッタリ新聞まで、 もう騙されない情報術が詰まった一冊。「週刊文春」連載の「池上彰のそこからですか!?」を大幅に加筆、修正。小池百合子(東京都知事)との対談も収録。